2021年3月21日(日)にフェニーチェ堺で本番を迎えるミュージカル、「自由への道標」。
歌手・役者・ダンサーの3部門でそれぞれオーディションを突破した市民出演者たちが、プロの演者に混じって2,000席の大ホールで舞台を踏むという壮大なプロジェクトです。
今回は大ホールでの舞台稽古の様子をレポートします。
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舞台衣装が出来上がってきました!
といっても、ここから寸法の微調整が入るので、完成にはまだ少し時間がかかります。
稽古の前の衣装合わせ風景。
まるで1840年代のアメリカからタイムスリップしてきたような雰囲気ですが、マスクは隠しようがありませんね(笑)。
大ホールでは初めての舞台稽古を。
これまでは別の場所で稽古をしてきたので、実際の立ち位置や舞台上での距離感を確認しながらになります。
舞台セットはまだ出来ていないため、演出の枡井先生がおおよその設置場所を指示しながら、場面を進めていきます。
稽古にもかかわらず、とても胸を打つ演技。
本番ではこの何倍もドキドキハラハラさせられ、感情を動かされることでしょう!
終盤のこのシーンにご注目です。
小学生中心のかわいいダンサーチームも大ホールへ。
想像していたよりもはるかに大きい舞台に呑まれてしまうかと思いきや、案外堂々としたもの?
フォーメーションの確認にややとまどう場面もありましたが、のびのびと動き回っています。
一方その頃、小ホールではゴスペル合唱隊が。
パート練習で指示された約束事を確認しながら、一緒にハーモニーを創り出していきます。
人数が揃えば揃うほど合わせるのが難しくなりますが、そのぶん和音はとても美しくなるもの。
この日臨時指導に来ていただいた指揮者の井村誠貴さんのリードで、メンバーもどんどん上り調子になっていきます。
その一体感たるや、見ているこちらが思わず歌い出したくなるほど!
合唱指導の様子を一部動画でもご覧ください。
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3月21日の本番まで、気づけばもう残り2ヶ月を切りました。
なかなか通常通りに稽古を進められない環境のなか、1回いっかいを大切にしながら皆で励んでいます。
当日は素晴らしい音楽劇を心ゆくまで堪能し、出演者たちからほとばしるエネルギーを受け取ってください。
次回の稽古場レポートもお楽しみに!