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本番への道標 ~ゴスペル・ミュージカル「自由への道標」出演者インタビュー~②

2021年3月21日(日)にフェニーチェ堺で本番を迎えるミュージカル、「自由への道標」。
歌手・役者・ダンサーの3部門でそれぞれオーディションを突破した市民出演者たちが、プロの演者に混じって2,000席の大ホールで舞台を踏むという壮大なプロジェクトです。

今回も出演者インタビューをお届けします。

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◉小寺尊之(こでら たかゆき):ウォルター役

現在27歳の小寺さん。
高校1年生のときに観たマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画「THIS IS IT」に感動。
生きづらさを抱えていた少年はダンスや音楽に目覚め、人前で表現することに生きる実感を覚えるように。





―舞台経験は?

芸術大学に通っていたころに映画学科の友人の自主制作作品に出演したり、ファッションコースの友人の主催するショーにモデルとして参加したことはありますが、舞台に出るのは今回が初めてでワクワクしています。


―最近の活動は?

昨年9月に会社を退職して六甲ミーツ・アート(六甲山観光)でアルバイトをしながら、作詞作曲した曲の弾き語りやモデル活動も行っています。
これからは映画や舞台などに出て、活動の幅を広げていきたいですね。



―ご自身の課題は何ですか?

これまで音楽や動きで表現することはありましたが、言葉や台詞で表す機会はほとんどなく、まだまだ苦手意識があります。
今後はこの緊張を楽しみながら、これまでとは違う表現方法を取り入れていきたいです。



―今回の出演について

本格的に役者として活動するのは今回の舞台が初めて。
ネガティブになることもありますが、一瞬一瞬に全力を注ぎ、思い切って表現してみたい自分もいます。
なにより僕を応援してくれる人たちに、作品を通じて良いエネルギーをお返ししたいです。



―今後の夢は?

僕は表現することが好きです。そして、これまで影響を受けてきたアーティストのように「夢を与えられる人間」になりたい。
僕は双極性障害に苦しんできたのですが、何かを頑張っている人や触れあった人たちに、誠意・感謝・刺激といった正のエネルギーを届けたいと思っています。

―ありがとうございました。