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本番への道標 ~ゴスペル・ミュージカル「自由への道標」出演者インタビュー~①

2021年3月21日(日)にフェニーチェ堺で本番を迎えるミュージカル、「自由への道標」。
歌手・役者・ダンサーの3部門でそれぞれオーディションを突破した市民出演者たちが、プロの演者に混じって2,000席の大ホールで舞台を踏むという壮大なプロジェクトです。

今回は出演者インタビューをお届けします。

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◉黒田莉舞(くろだ りま):ソプラノ

普段は大学で学問的な視点から音楽を学びながら、個人で声楽とピアノを習っている黒田さん。
さまざまなプログラムに参加することで、クラシックの扉を開いてきました。
京都・神戸・堺を飛び回り、夢の実現に向かって前進中です。



 

―舞台経験は?

2歳くらいから歌うのが好きで、本格的に始めたきっかけは音楽教室の先輩方が舞台で歌う姿を見て憧れたことです。
小学1年生から中学2年生までは京都市立芸術大学音楽学部音楽教育研究会「京都子どもの音楽教室」に所属し、定期演奏会やオペレッタ公演の舞台に立って、人前で演奏する楽しさを知りました。

―最近の活動は?

大学では「神大 Art Project」に参加し、年に数回、学内外で開催される公演に出演しています。
2回生の夏には大学の留学プログラムの一環で、チェコ共和国のプラハに滞在しました。
歴史ある教会などで歌う貴重な機会を得ましたが、建物独特の音響や空気の質感の違いを感じたものです。





 

―ご自身の課題は何ですか?

舞台で緊張しやすく、緊張が声の震えとなって表れてしまうこと。
その原因は自信のなさだと感じているので、自信をもってステージを楽しむことができるよう練習を積み重ねていきたいです。

―今回の出演について

ソプラノ1という、ソプラノのなかでも音が高いほうのパートになりました。
まだしんどいと感じてしまう部分もありますが、練習を重ねて音域を広げ、演奏の幅も広げたいと考えています。



 

―今後の夢は?

夢は声楽家になって、心から愛する音楽の魅力をたくさんの人に伝える存在になること。
自分自身が経験してきたように、演奏を聴いて心が軽くなるような、誰かの心に寄り添える歌を歌えるようになりたいです。

―ありがとうございました。