音楽のあるひととき Vol.18

米川 さやか(2ndヴァイオリン首席奏者)

東京藝術大学を卒業後、2009年ベルリン芸術大学を卒業。
これまでにヴァイオリンを山岡みどり、山岡耕筰、玉井菜採、D.ノーラン、J.トメシュの各氏に、室内楽をアルテミスカルテットに師事。
2009年より大阪交響楽団2ndヴァイオリン首席奏者。
オーケストラ活動だけでなく、室内楽では2018年紫苑弦楽四重奏団を結成し、ハイドンをレパートリーに演奏活動を行っている。
また、現代音楽の方面での活動では2010年にヴァイオリン、ギター、ピアノによる現代音楽トリオ“ku”を結成。これまでに世界各国の作曲家に作品を委嘱し、初演を行っている。

水村 良子(1stヴァイオリン奏者)

兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、大阪教育大学芸術専攻音楽コースを卒業。在学中、同大学オーケストラと共演。西宮市新人演奏会出演。2006年フランス、クールシュベール音楽アカデミーにて、Lex kolff氏に師事。アフィニス夏の音楽祭や京都フランスアカデミーなどにも参加。これまでに、林泉、稲垣美奈子各氏に師事する他、Frantisek Novotny氏の指導を度々受ける。現在、大阪交響楽団　1stバイオリン奏者。

早田 類(ヴィオラ首席奏者)

東京藝術大学音楽学部卒業後、ヴィオラに転向。同大学大学院音楽研究科在学中に渡欧。大学院在学中、PMF(Pacific Music Festival)のメンバーに選抜される。
パリ地方国立高等音楽院第三課程修了後、ローザンヌ高等音楽院にてソリストディプロム取得。在学中、Max Jost財団より奨学金を授与される。
2004年から10年間、スペイン・マドリード王立歌劇場(レアル劇場)管弦楽団にて副首席奏者を務める。2016年より、大阪交響楽団首席ヴィオラ奏者。ヴィオラを兎束俊之、市坪俊彦、菅沼準二、ブリュノ・パスキエに師事。

大谷 雄一(チェロ首席奏者)

国立音楽大学卒業。チェロを小野崎純、藤森亮一、ナサニエル・ローゼン、クライヴ・グリーンスミスの各氏に師事。2001年、エラン弦楽四重奏団を結成。第4回大阪国際音楽コンクール・アンサンブル部門、優秀賞、文化奨励賞、理事長賞。第5回日本アンサンブルコンクール、最優秀演奏者賞。第9回JILA音楽コンクールで室内楽部門第1位。2005年、PMF弦楽四重奏コースに参加。東京クァルテットの指導を受けるとともに、そのメンバーとブラームスの六重奏を共演。現在、大阪交響楽団首席チェロ奏者。