公演詳細
Event
先行中

左:中村隼人 右:中村錦之助(写真提供:松竹)

  • 伝統芸能

松竹大歌舞伎

先行発売日
7/4(木)12:00~7/8(月)13:00
一般発売日
7/27(土)10:00~
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  • プレイガイド
概要

一、ご挨拶
二、双蝶々曲輪日記 引窓
三、身替座禅

双蝶々曲輪日記 引窓 (ふたつちょうちょうくるわにっき ひきまど)

 石清水八幡宮にほど近い八幡の里にある南与兵衛の家。亡き父の後妻となった義母お幸と女房お早が放生会の準備をしているところへ、相撲取りの濡髪長五郎が人目を忍んで訪ねてきます。幼い頃に養子に出されたお幸の実子である長五郎は、主筋への義理で人を殺めてしまい、母に一目会おうとやってきたのです。そこへ代官に任命され、父の名である南方十次兵衛を名のることが許された与兵衛が帰ってきます。お幸とお早は与兵衛の出世を喜びますが、与兵衛に命じられた初仕事は人相書の男を捕縛することで……。
 仲秋の名月を翌日に控えた京都を舞台に、互いを思いやる親子の苦悩と情愛が描き出される義太夫狂言の名作。明かり取りの天窓(引窓)を舞台装置として巧みに用いながら、美しい月明かりのもとで展開する心温まるひと幕をご堪能ください。

身替座禅 (みがわりざぜん)

 大名の山蔭右京は、大の恐妻家でありながら浮気性。愛人の花子が都へやって来たことを知り、なんとか会いたいと願いますが、奥方玉の井が外出を許しません。そこで右京は、邸内の持仏堂に一晩中籠って座禅をすると嘘をつき、家来の太郎冠者に座禅衾を被せて自身の身替りにし、花子のもとへ向かいます。しかし、このことが玉の井に知られ……。
 狂言の大曲「花子」をもとにした舞踊劇。花子と一夜の逢瀬を叶え、ほろ酔い加減で帰ってきた右京が、自身と花子を踊り分けながらその様子を物語る場面はみどころの一つです。怒りに打ち震える玉の井と、それに気づかず浮かれた様子の右京の対比が面白く、現代にも通じる夫婦のやり取りがユーモアたっぷりに描かれます。松羽目物に相応しい格調と品格のなかに、可笑しみが溢れる舞台をお楽しみください。

出演者

中村 錦之助 二代目 萬屋

1959年9月29日生まれ。四世中村時蔵の次男。兄は中村萬壽。64年7月歌舞伎座『宮島のだんまり』の白拍子桜子実は娘梢ほかで中村信二郎を名のり初舞台。07年4月歌舞伎座『鬼一法眼三略巻 菊畑』の奴虎蔵実は源牛若丸、『双蝶々曲輪日記 角力場』の放駒長吉・山崎屋与五郎ほかで二代目中村錦之助を襲名。

中村 隼人 初代 萬屋

1993年11月30日生まれ。中村錦之助の長男。2002年2月歌舞伎座『菅原伝授手習鑑 寺子屋』の松王一子小太郎で初代中村隼人を名のり初舞台。15年1月浅草公会堂『仮名手本忠臣蔵 五・六段目』の千崎弥五郎ほかで名題昇進。

上村 吉弥 六代目 美吉屋

1955年4月27日生まれ。73年8月片岡我當に入門し、同年10月大阪新歌舞伎座『新吾十番勝負』の寛永寺の僧ほかで片岡千次郎を名のり初舞台。87年11月歌舞伎座『廓文章』の仲居おせんほかで名題披露。93年11月南座『正札附根元草摺』の朝比奈妹舞鶴ほかで六代目上村吉弥を襲名。

市川 笑三郎 三代目 澤瀉屋

1970年5月6日生まれ。86年4月三世市川猿之助(二世猿翁)に入門し、同年5月中日劇場『ヤマトタケル』の吉備の国の使者・怪物で三代目市川笑三郎を名のり初舞台。94年3月、猿之助の部屋子となる。98年7月歌舞伎座『義経千本桜 川連法眼館』の静御前で名題昇進。

市川 青虎 二代目 澤瀉屋

1983年生まれ。93年8月国立劇場『勧進帳』の太刀持で三浦弘太郎の名で初舞台。95年7月三世市川猿之助(二世猿翁)の部屋子となり、歌舞伎座『網模様燈篭菊桐 小猿七之助』の日吉丸で市川弘太郎を名のる。2013年1月大阪松竹座『毛抜』の八剣数馬ほかで名題昇進。2022年3月歌舞伎座『新・三国志』の諸葛孔明で二代目市川青虎を襲名。

会場

フェニーチェ堺 大ホール
※駐車台数が限られてます。公共交通機関をご利用ください。

料金

<全席指定・税込>
SS席 8,000円 S席 7,000円 A席 5,500円 B席 4,500円

※未就学児入場不可
※車いす席(7,000円)をお求めの方は堺市文化振興財団チケットセンター0570-08-0089にお電話ください

sacayメイト先行
受付期間7月4日(木)昼12:00~7月8日(月)13:00
<SS席:¥8,000 S席:7,000円 車いす席:7,000円 のみ販売>
抽選結果7月10日(水)13時以降順次メール配信
※コンビニ決済を選択された方は、指定の期日までに決済手続きを行って下さい。
期日を過ぎますと当選が無効になりますので、ご注意下さい。
入金方法ファミリーマート店頭決済(手数料¥220/1件)、
セブンイレブン店頭決済(手数料¥220/1件)、
クレジット決済(手数料無料)
チケット引取り方法7/27(土)以降発券可能
ファミリーマート決済の方は店内設置の<マルチコピー機>でお手続きのうえ、引取(手数料¥110/1枚)、
セブンイレブン決済の方はセブンイレブン店頭引取(手数料¥110/1枚)、
クレジットカード支払いの方は上記に加え、会館引き取り(手数料無料)もお選びいただけます。
プレイガイド
チケットぴあ【Pコード:527-927】
ローソン【Lコード:53699】
イープラス
チケット購入方法
sacayメイトWEB
(要無料登録)
こちらから
堺市文化振興財団
チケットセンター
0570-08-0089(10:00~18:00) 
※一部携帯・CATV接続電話・IP電話からはご利用いただけません。
窓口販売♦下欄記載
窓口

※ 7/29(月)より残席がある場合のみ販売(各館の休館日・営業時間にご注意ください)

フェニーチェ堺(南海高野線「堺東」駅 徒歩8分)

〒590-0061 堺市堺区翁橋町2-1-1
TEL/072-223-1000
販売時間 :9:00~20:00
休館日:第1・3月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始

栂文化会館(泉北高速鉄道「栂・美木多」駅前)

〒590-0141 堺市南区桃山台2-1-2
TEL/072-296-0015
(営業時間9:00~20:00 休館日:月曜日・年末年始)

東文化会館(南海電鉄高野線「北野田」駅 徒歩約2分 )

TEL/072-230-0134
(営業時間9:00~20:00 休館日:水曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(12月30日~1月4日)・夏の点検)

美原文化会館(南海バス「美原区役所前」)

TEL/072-363-6868
(営業時間9:00~20:00 休館日:第2・4月曜日(ただし祝日は開館) 年末年始(12月29日~1月4日))

主催

フェニーチェ堺

製作

松竹株式会社

企画

全国公立文化施設協会

お問い合わせ
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)
TEL:072-223-1000