シューマン、シューベルト、そしてショパン!
~第16回(2010年)ショパン国際ピアノ・コンクール優勝者が贈る~
プログラム
ショパン:3つのマズルカ op.59
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
シューマン:幻想小曲集 op.12
シューベルト:幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 D.760
ユリアンナ・アヴデーエワ
2010年にワルシャワで開催された第16回ショパン国際コンクールの覇者。クリスティアン・ツィメルマン最優秀ソナタ演奏特別賞も同時に受賞し、コンクール史上、マルタ・アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者として一躍脚光を浴びる。その後、ギルバート指揮ニューヨーク・フィル、デュトワ指揮NHK交響楽団、ブロムシュテット指揮チェコ・フィル等と共演し、磨き抜かれた高度なテクニックと深く真摯な音楽解釈が絶賛されている。
世界各地で行っているリサイタルでは、ショパン作品とともにJ.S.バッハやハイドン、モーツァルト、プロコフィエフ、ラヴェル、リストなどの作品も披露。ショパンに留まらないこだわりのプログラミングと鮮麗なピア二ズムを通して、独自の音楽世界を提示している。
2017/18年シーズンにザルツブルクとルツェルン音楽祭でデビュー、バンベルク交響楽団と初共演。2018年春にシドニー・オペラハウスにてオーストラリアのデビュー・リサイタル、香港フィルハーモニー管弦楽団との初共演を果たす。
2018/19シーズンは、シドニー交響楽団とメルボルン交響楽団と共演、エルプフィルハーモニー・ハンブルクとピエール・ブーレーズ・ザールのデビューを飾る。
2017年秋はバッハのイギリス組曲第2番 、トッカータニ長調とフランス風序曲のCDをリリース。